10月1日(月)から始まったNHKの朝の連続テレビ小説「まんぷく」。放送開始から一週間が経ちました。
昭和13(1938)年、早くに父をなくし母と暮らす今井福子(安藤サクラ)は女学校を出て大阪東洋ホテルの電話交換手になったが、ほどなく英会話の能力を見込まれてフロント係になる。「私は武士の娘」が口癖の母・鈴(松坂慶子)はすでに結婚している次女・克子(松下奈緒)に続いてさらに長女の咲(内田有紀)が結婚してしまうと三女の福子と二人きりの生活になるために不安を覚えて、仮病まで使って咲の結婚式を引き延ばそうとするが、福子の説得で咲の結婚を認める。式でスライドを映すために福子に頼まれて幻灯機を担当した立花萬平(長谷川博己)は彼女のことが気になり、やがて昭和16(1941)年、日米開戦の年、萬平が再会した福子に「僕と付き合っていただけませんか!」とコクったところで第一週目終了。
高度成長期に「インスタント・ラーメン」を作った日清食品の創業者、安藤百福さんと妻の仁子(まさこ)さんをモデルにした夫婦の半生を描く。
ちなみに仁子さんについてはほとんど資料がないので、ヒロインの“福ちゃん”こと福子の人物像についてはほぼドラマのオリジナルなのだとか。
細かいことですが、あの当時、「男女交際すること」を「付き合う」って言ってたんだろうか(言ってたんならゴメンナサイ)と少々疑問が。なんかカジュアルで今風な言い回しだなーと思って。「お付き合いする」という言い方はあったかもしれないけど。「付き合ってほしい」ってのはわりと最近の表現なのでは。
いや、萬平さんのような根が真面目そうな人はちょっと堅めに「交際していただけませんか」とか言いそうだから。まぁ、いいんだけど。
毎朝楽しく観ています。
朝ドラは前作が残念だった(文句言いながら観続けるのは時間の無駄だと感じたから、ある時点で見切りをつけました)ので、またこれから半年間観続けられたら嬉しい。
前作のことを批判すると気を悪くされるかたもいらっしゃるかもしれませんが、半年間って長いですからね。その期間、せっかく毎朝観ていた朝ドラの時間を奪われるのは結構なストレスなので、申し訳ないけれど恨み言の一つや二つは言いたくなってもしょうがないかと。
新作は昭和の時代が舞台だし(僕は現代劇が苦手)、安藤サクラさんが演じるヒロインも今のところ納得いかないようなおかしな言動はしていなくて、むしろその笑顔に癒されてます(ドリカムの唄う主題歌があまりにも『となりのトトロ』のそれと似すぎている、という疑問はあるが(^_^;)。
安藤サクラさんがあんなにず~っとニコニコしてるドラマとか映画って珍しいのではなかろうか。可愛いですよね。時々、前髪をいじりながら「ん?」とか言ってw
アンコール放送は、僕はてっきり放送の順番からいって波瑠さん主演の「あさが来た」だとばかり思っていて、もう発表されるずっと前からそのつもりでいたので、「べっぴんさん」だと知ってちょっとショック。
いえ、芳根京子さん主演のあのドラマも僕は本放送の時にずっと観てたし嫌いではないですけど、でもなんで「あさが来た」だけでなく「とと姉ちゃん」まですっとばして「べっぴんさん」なんだろ、と。
そしたら、「あさが来た」は現在平日夕方に再放送されている「カーネーション」に続いてその枠で11月5日(月)から放送されるんだそうで。
う~ん、その時間帯は僕は観られないよ…(ノ_-。)
それに「カーネーション」は一度朝にアンコール放送されたけど、「あさが来た」はまだされてないんですよね。これでまた当分朝の再放送はないってことでしょ。そりゃないなぁ。
すごく楽しみにしていたから正直かなりガッカリしました。「べっぴんさん」が不満なんじゃなくて、再放送する順番が違うんじゃないかと。
夕方の時間帯に高視聴率を狙って、とかいうことなんですかね。…なんか、なんかな。
まぁ、僕がいくらゴネたって、それでアンコール放送の順序が覆るわけじゃないから無駄なんだけど。
で、なんで「とと姉ちゃん」までトバされたんだろう、と思っていたら、先日観たエピソードで浜野謙太さんが出演してて、彼は「とと姉ちゃん」にも出ていたので出演者がカブるのを避けたのだろうか、と。浜野さんがどれほど今回のドラマに深くかかわってくるのか知りませんが。
歯医者さんが白馬で現われたエピソードは実話なんだそうなw
アンコールの前作「マッサン」のおかげで半年間朝ドラを継続して観続けられたんで、ともかく気を取り直して今回も「べっぴんさん」と「まんぷく」という、同じNHK大阪放送局(BK)制作で時代も近い2つのドラマを楽しんでいけたらいいな、と思っています。
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