10月8日(月・祝)の本日、名古屋ボストン美術館が閉館しました。
先日、その最終展「ハピネス~明日の幸せを求めて」に行ってきました。
「幸せ」をテーマに古代エジプトやアメリカ先住民、インドの美術品、ルノワールやミレー、歌麿など明治以降にアメリカに渡った日本美術、そして現代美術と、ボストン美術館にゆかりのある作品が展示されていました。
ここで、これまでに「華麗なるジャポニスム─印象派を魅了した日本の美」「ルノワールの時代─近代ヨーロッパの光と影」などを観ました。
喫茶店のケーキおいしかったなぁ(^o^)
熱く語れるほど通っていませんが、それでもやはり気軽に訪れることができる身近なアートスペースが一つ無くなるのはとても残念です。
僕は美術のことはあまりよくわからないのだけれど(特に現代アートはほんとに理解できない)、美術館って日常の中でふと異空間に迷い込むような楽しさがあって、たまに訪れたくなる。
名古屋ボストン美術館があった場所はこれからどのような用途に使われるのかまだ決まっていませんが、これからも時代や場所を越えたそういう「異界」に戯れることができる機会が得られればいいなぁ、と思います。
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