映★画太郎の MOVIE CRADLE 2

もう一つのブログとともに主に映画の感想を書いています。

『ガメラ2 レギオン襲来』DOLBY CINEMA版

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金子修介監督、永島敏行、水野美紀吹越満藤谷文子石橋保螢雪次朗川津祐介辻萬長ほか出演の『ガメラ2 レギオン襲来』。1996年作品。

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北海道周辺に降り注いだ流星雨の1つが落下した地点を調査しに現地を訪れた陸上自衛隊の渡良瀬と花谷は、青少年科学館の学芸員・穂波碧と出会うが、彼女は隕石が自力で移動したことを示唆する。やがて札幌の地下鉄車両が大量の未知の生物に襲われ、すすきののデパートに巨大な植物が出現する。謎の地球外生命体“レギオン”は蟲と植物の共生体のような存在で、種子を宇宙に飛ばして繁殖しようとしていた。同じ頃、三陸沖に現われた怪獣ガメラは空を飛んで札幌に降り立ち、ビルにそびえ立つレギオンの草体を引き倒して種子の発射を食い止める。 


平成ガメラ」三部作の第二弾。2月11日(木)よりDOLBY CINEMA版での上映。

1月頃にこの2作目の上映が告知されて、前回と同様にカウントダウンのような形で予告映像が連日UPされているところを見ると最初からそういうつもりで宣伝していたんだろうなぁ、と。

1作目も最初の上映が終わってしばらくしてから、また追加上映やってましたし。

ei-gataro.hatenablog.jp


4Kの映像ソフトが発売されてるんで、それに合わせた劇場での公開なんですね。とても贅沢な販促(^o^)

だから、まだ現時点ではアナウンスされてないけど、3作目もやはり上映されるんでしょうね。ギリギリまで予定を発表しないのがなかなかあざといですが。いずれにしてもファンにとってはご褒美みたいなものでしょう。

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さて、前作『大怪獣空中決戦』はとても好きな映画なので我ながら熱っぽく語ったんですが、続くこの第2作は実は巷での人気に反して僕はそこまで思い入れがなくて、その後観返すこともほとんどなかったのでいきなり感想のテンションも下がります^_^;

それでも三部作はそれぞれ初公開当時に観ているし(確かこの『レギオン襲来』は珍しく試写会で観た記憶があるんですが)、20年以上経ってからの劇場での再鑑賞は僕も懐かしい気持ちになれたので、こういう機会を作ってくれたことには感謝しています。楽しかったです。

この平成ガメラ三部作はどれもクオリティの高い怪獣映画であることは間違いないし、なので3作目が上映されればそれも観るつもりでいます。

一応そのことをお断わりしたうえで、個人的にこの作品に対して思うところをあれこれ書いていきます。ファンの人の中にはもしかしたら不快な気持ちになられるかたもいらっしゃるかもしれませんから、「この映画をdisる奴は許さない」的な熱狂的なファンのかたは他のブログをあたられることをお勧めいたします。

久しぶりに観て、部分的には覚えているものの、ところどころでちょっと3作目の『邪神〈イリス〉覚醒』と記憶がごっちゃになってるところもあって、なんか「マナ」がどうとか言ってなかったっけ、と思ってたら出てこなかったので、それは3作目の方だったんだな。 

クライマックスで子どもたちが応援したら「マナ」が集まってガメラが必殺技を繰り出した、と思い込んでたもんだから。

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この『レギオン襲来』では石橋保演じる花谷が聖書の一節をそらんじて、それをもとに怪獣が「レギオン」と名付けられるんだけど、「酒の神バッカス」の例えもそうだけど、自衛官がいきなり聖書を持ち出すのが妙に違和感があったんですよね。 

脚本を書いてる伊藤和典さんは劇場版「パトレイバー」でも同様に聖書からネタを引っ張ってきてるけど、これは彼の好みの題材なのか、それとも80~90年代ぐらいってキリスト教からネーミングだとかアイテムなんかを拝借してくるのが流行ってたんでしょうか。「エヴァンゲリオン」の放送開始は95年ですし。

それぞれが微妙に繋がってるんですよね。だから互いにどこか似てるところがある。まぁ、樋口真嗣さんもそうだし共通するスタッフがかかわってるのと、趣味が近い人たちが作ってたからでしょうけど。

「マナ」というのも宗教的な力のこと(スター・ウォーズでの“フォース”みたいなもんなんかしらね)。

で、僕は特に邦画で用いられるそういうどこかとってつけたようなキリスト教だとか宗教的な要素というのがちょっと苦手で。すごく安っぽく感じられてしまうので。

ただまぁ、この平成ガメラ・シリーズは、1作目では勾玉やアトランティスやらルーン文字がどうとか言ってて3作目では今度は日本の伝説を持ち出してきたりと、その節操がない(笑)ちゃんぽん具合がむしろ微笑ましいし、もう確信犯的にやってるのはわかるから、ガメラを世界中のいろんな伝説やら神話などと絡めて物語を作っていこうとしている作り手の工夫はユニークな試みだったとは思います。

ただねぇ…前半でレギオンの生態について水野美紀演じる穂波と吹越満演じるエンジニア、それから陸自の二人が結構長いことやりとりしてるのが続くので、少々退屈してしまって。

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俺の心の中の少年が、怪獣まだぁ?って呟き続けていた。

俺が観たいのは怪獣同士のバトルであって、人間たちがパソコンをカチャカチャやりながら延々喋ってるシーンではないのだよ。

穂波の実家に男二人がやってきてベンガル演じる親父がざわつくところとか、ゲド戦記の後ろの酒とか、花谷の「今度(酒を)奢らせてください」とか、ああいったくだりが人間臭くて「イイ」という人たちもいるんだろうけど、僕は(どーでもいいなぁ)と思って観ていた。

1作目よりもさらにいろんな俳優さんたちが次々とワンシーンだけ出てくるんだけど、観てて気が散るというか散漫な印象を受けたし。

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1作目の主要キャラクターの1人だったが出番が大幅に減った浅黄(藤谷文子 左)と、不憫過ぎるその友人(坂野友香 右)

僕にとって1作目の物語がテンポよく進展していく感じなのに比べてこの2作目がそこまでとは感じられないのは、さっきも述べたように穂波や渡良瀬たちのレギオンをめぐる地味な調査の過程がどうしてもかったるく思えちゃったから(ガメラが“草体”を倒すくだりを2度描くのも単調さを感じたし)。

彼らの活躍によって小型レギオンたちの弱点が掴めて、それが終盤で苦戦するガメラを援護することに繋がるので、そこんとこはちゃんと大きな意味があるのは僕も理解はできるんですけどね。

だけど、ビールから始まって妙に“酒”にこだわってるわりには、それが肝腎のガメラとレギオンの闘いにまったくかかわってこないし。せっかくなら仮死状態のガメラを復活させるためには酒が関係してくるとか、レギオンを倒す決め手になるとか、そういう展開なら「なるほどっ」と膝を打ったのに。

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こちらも1作目からの再登場だが、さらに出番が減った大迫・元刑事(現警備員)(右) 左は梶原善

…このあたりはまだただのイチャモンですが、僕がこの映画に大いに疑問を持ったのは、この映画が一見すると自然災害とそれに伴う二次的な事故など、のちの『シン・ゴジラ』を思わせる「非常時」のシミュレーション映画と見せかけながら、シンゴジがそうだったようにそこにしれっと「戦闘」を紛れ込ませていること。

ギオンという“怪獣”が純粋に自然災害、あるいはバイオハザード、現在のコロナ禍のような感染症などのメタファーならば、銃器も戦闘機も戦車も必要ないはず。

でも、『レギオン襲来』も『シン・ゴジラ』もなぜか兵器が登場して大活躍するわけです。

怪獣映画なんだから自衛隊が出動して重火器や戦闘機で戦うのは当たり前だろ、と言われるだろうけど、その通りで、怪獣映画に戦車や戦闘機は付きものですよね。

だから、怪獣が出現したらただちに自衛隊なり架空の防衛隊だとか防衛軍なりが出動して戦えばいいのです。そして派手にやられたらいい。それがお約束なんだから。

なのに、この平成ガメラでは1作目では「敵が攻撃してこなければ自衛隊は攻撃することが許されない」などという台詞を環境庁の審議官が吐いたり、今回の『レギオン襲来』でも故・徳間康快が演じる内閣官房長官が「憲法第九条」を口にしたりする。

そういう描写をもってこのシリーズを「リアル」だと評する人々がいるのだけれど、ずいぶんとおかしな話で、怪獣というのはそもそも架空の存在なんだから、それを退治するために現実の世界のルールをそのまま反映させる必要なんかないんですよね。いないんだから、怪獣なんて現実には。

それなのにそこに「現実」をわざわざ持ってくるのは、これが仮想の「戦争」を描いたものだからでしょう。

もしも“敵”がこの国に攻め込んできたら、という戦争シミュレーションを「怪獣映画」という衣を借りてやっている。レギオンが北海道から東京に向かって移動してくることも何か意味ありげに感じられてくる。

僕がこの2作目に心底のめり込めないのはそこで、純粋に怪獣同士が闘う娯楽映画に不純なものが持ち込まれている。とても胡散臭いものを感じるんですよね。

1作目は善玉怪獣と悪玉怪獣が闘う勧善懲悪モノで、余計なイデオロギーはまだそこまで含まれていなかった。

これはこじつけでもなんでもなくて、その証拠に、劇中で小林昭二演じる古参の自衛官に「今度は絶対に守ろうや」と言わせてることからも明白。

守る、って何から?どうやって?

ムラマツキャップや仮面ライダー(&ノリダー)のおやっさん、でおなじみの小林昭二さん演じる老自衛官は少年時代に米軍の空襲によって焼け野原になった東京を見ていて、それを今度のレギオン襲来に重ねてるんだけど、だいたいからしてあの大空襲からこの国を「守る」というのが不可能なことだし、繰り返すようにレギオンが自然災害やウイルスのことなんだったら人が武器で防いだり守ったりすることなどできないわけで、だからこれは作り手は「国防」を描いた戦争映画のつもりだったんだな。アメリカに戦争で負けた雪辱を果たすのだ、と。アジアやその他の国々を侵略したのもアメリカに奇襲攻撃をしかけたのも日本なんですけどね。自分から喧嘩売っといて「この国を守る」も何もないもんだと思うが。

結局、ダメージを受けて仮死状態になっていたガメラが復活するのは子どもたちの願いと祈りのおかげ、みたいな描写がされてるんだけど、戦争にしろ感染症にしろ、それを解決する決め手が「祈り」頼みでは困る。かと言って、ハリウッドの『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のようにわざとゴジラ核兵器で目覚めさせるなんてのはもってのほかだけど。

僕は実際に子どもの頃に戦争を経験してる世代である小林昭二さんに、若い自衛官に向かって「今度は絶対守ろう」などと言わせたのは本当にたちが悪いなぁ、と思います。作り手は意図的に怪獣との戦いと「戦争」とを一緒くたにしている。現実の世界で「国を守る」んだったら、自衛官が戦ったりせずに済むように、その前の段階で政治の力で戦争を食い止めなければならないのに。まるで自衛隊マニアや軍事ヲタクが現実とフィクションを混同しているような危うさ。

現実の世界では“敵=レギオン”とされているのは僕たちと同じ“生きている人々”なんだよな。それをこの映画では「人類とは共存不可能な存在」として描いているし、台詞でもそう強調している。「ガメラはレギオンを許さない」と。

映画にリアリティをもたらすために細部のディテールにこだわるのは結構なことだし作り手に必要な能力でしょうが、ヲタクはしばしば細部のディテールのみに拘泥して全体を貫く本質をないがしろにする。そしてこれはヲタクに限らないけれど、勇ましい言葉やかっこいい音楽に滅法弱い。それに浸って酔っぱらってしまう。酒でも飲んだように(なんか上手いこと言ったつもりで言えてない)。

この映画が初公開された頃って、「PKO法案」が云々されたのと時期を同じくしていて、金子監督が改憲論者であることからも、映画を通して訴えていることは一貫してるんですね。

日本は自衛せよ、と。…だが、それは本当に正しい主張だろうか。

ちなみに、小林よしのりの「新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論」が連載され出したのは95年。あの漫画に感化された者は世代を越えて思いのほか多い。そしてそれがもたらした弊害のなんと大きなことか。

ともかく、この映画と『シン・ゴジラ』に熱狂する者たちにどこか共通する「日本バンザイ」なメンタリティには嫌悪感すら覚える。彼らの薄っぺらい「愛国しぐさ」が空恐ろしい。

こんな僕の駄文を読んで、「バカにするなよ。現実とフィクションの区別ぐらいできるわ」とはっきり言い切れる人にとっては僕の危惧はただの杞憂に過ぎないわけですから、そうであってくれることを願いますが、この映画を観て「自衛隊、かっけぇー」とか感想述べてる人たちのその無邪気さに僕は不安を覚えるんですよね。

コロナ禍のさなかに飛ばされたブルーインパルスに無邪気に喝采を送っていた人々に対する不安と失望に近いものがある。 

現実とフィクションを混同するはずなんかないだろ、とうそぶいている者たちで、見事にその違いが認識できていない者は少なくない。それは映画の観客だけでなく、作り手の方でも(ブルーインパルスに喜んでる映画スタッフの呟きをTwitterでいくつか見た)。

現実の自衛隊は「怪獣退治の専門家」じゃないですからね。人殺しの武器を所有してる集団だということをくれぐれも忘れないでいただきたい。

そして、現実の戦車やら戦闘機にはプラモデルや特撮映画のミニチュアどころではない、莫大な費用がかけられていることも。その費用は国民の税金で賄われている。

災害時に自衛隊が出動して人命救助や復旧作業に勤しんでくれてる姿は何度も見ているし、彼らを罵倒・中傷する気などさらさらないけれど、警察と同様に武器を所持して強い権限を持つ集団というのはいつだってその暴力と銃口を国民に向けるかもしれないのだということを忘れないようにしたい。 

憲法第九条を変えなければこの国を守れない、などと考えている人は、そうじゃないことに気づくべきだ。武器を持った組織に今以上の権限を与えてはならない。「国を守る」というのはそういうことだ。

今後、もしも自衛隊が武器を取って戦う時があるとすれば、その相手は宇宙生物などではなくて、彼らと同じ血が通い喜びや悲しみ、痛みを知る生身の人間なのだ。 

アニメヲタクや特撮ヲタク、ミリタリーヲタクたちにはそのことをぜひ肝に銘じてもらいたい。

…映画の感想からだいぶ逸れましたが(でも内容と無関係ではない)、それでもミニチュア特撮は目に心地よかったし、前作もそうだったように“音”の迫力が増していて、爆発で手前に飛んでくる瓦礫の破片の音がしっかり聴こえました。 

同じ金子監督が撮った2001年の『ゴジラモスラキングギドラ 大怪獣総攻撃』(GMK)では、前半はまだよかったものの特に後半でCGが多用されていて(『GMK』に特撮で樋口真嗣監督は参加していない)、どうもその使い方がいかにも合成バリバリで全然燃えなかったのに比べると、平成ガメラ三部作はしっかりとミニチュア特撮で見せるべきところは見せていて、そういうこだわりもこのシリーズの人気が今もなお高い理由の一つなんじゃないだろうか。手作りの味って、ただの勝手な思い入れじゃなくてやっぱりちゃんと観客には伝わるし記憶されるんだよね。

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両腕がウミガメの前ひれのように変形して飛ぶガメラが可愛い

正直なところ、僕はレギオンのような甲殻類とか昆虫っぽい怪獣よりも1作目のギャオスのような昔ながらの恐竜やドラゴンっぽい顔と身体の怪獣が好きなので、昭和のガメラ・シリーズのギロンやバルゴンなんかを復活させてくれたらよかったのになぁ、と思いましたが。

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でも、どうやら金子監督は四つんばいの「膝つき怪獣」がお嫌いのようで(笑)、だからレギオンはああいう特異なフォルムの怪獣になったんですね。

1作目の敵怪獣とはずいぶんと異なるデザインだからこそ新鮮だった、とはいえるかもしれない。あれはスーツアクターたちが二人羽織で演じていたんですね。

ゴジラのような“空想科学兵器”ではなくて自衛隊の現行兵器だけを登場させてるのも作り手のこだわりを感じるし、ゴジラ・シリーズと差別化もされていてそこは面白いと思うんだけど、一方でそういうルールになっているんでしょうが、戦車隊が炎に包まれるシーンはあるものの航空機が墜落したり爆発する描写が一切ないのは物足りない。怪獣映画ではそういうのこそ観たいのに。

昭和のゴジラガメラではやってましたけどね。ミニチュア製の戦闘機がガンガン破壊されてましたが。

ミニチュア製の戦闘機では迫力がないから、という理由みたいに語られたりもしてますが、それは撮り方の問題で、ハリウッド映画でだってミニチュアで航空機の爆破シーンは撮ってますから。

それこそ「フィクションなんだから」思いっきり破壊のカタルシスを味わわせてほしいなぁ。

それでもこの三部作は今となっては貴重な作品たちといえるでしょう。

再びスクリーンの大画面で観られたことは、率直に嬉しかったです。

25年ぶりに劇場で観た『ガメラ2』は、先ほどは「少々退屈」と書いた人間ドラマの部分も含めて懐かしかったし、ウルフルズのエンディング曲も初めて聴いた時には「なんだ、このNHKの“みんなのうた”みたいなのどかな歌は」と思ったんだけど(今でも思いますが。歌詞も映画の内容と関係ないし)、それもまぁ、いいんじゃないの、とw

1作目の『大怪獣空中決戦』の方がはるかに好きだし、クライマックスのカタルシスもあった、という僕の評価は変わりませんが、この『レギオン襲来』が見応えのある特撮場面があって語りがいのある作品なのは確かでしょう。『シン・ゴジラ』がそうだったように。 

前作の翌年にこんな大掛かりな続篇を作ってしまった馬力もすごいですよね。現在ではこの規模の怪獣映画を2年連続で撮り上げるのは難しいんじゃないでしょうか。

穂波によって最後に、地球の守護神、かも、と言われたガメラは、次回作では再び人類の脅威となる。 

地球の守護神にとって、人類は“敵”なのかもしれないのだから。人間が地球を汚していれば、ガメラは「人間を許さない」だろう。 

コロナ禍の中で観る怪獣映画『ガメラ2 レギオン襲来』は、正義の怪獣が悪役怪獣と闘う勧善懲悪の物語を越えて、もしかしたら、今私たちを襲う多くの苦難は私たち自身が招き寄せているのではないか、という予感に繋がっていくのだった。 

この国を、いや、この星を「守る」ために、やらなければならないことがある。

それは武器を取って行なうのとはまったく違う「戦い」のはずだ。 


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