8月末までだったのですでに終わっていますが、夏休み中だったこともあってとても賑わっていました。
子連れの家族だけじゃなくてわりと年配のかたがたの姿も結構見かけました。
地下鉄の駅から博物館までのアーケード街にある「まるさ水産」で、腹ごしらえに「ネギトロお好み天丼」を注文。
2年ほど前に行った「特撮博物館」に比べると絵コンテやデザイン画が多くて、歴代のゴジラ映画のデザイナーのかたがたがフィーチャーされていました。
あいにくそれらは写真撮影が禁止だったので画像では残せませんでしたが、思わずじ〜っと見入ってしまいましたね。
正直なところ、僕が幼い頃から馴染みのあった昭和の時代のゴジラよりも平成以降の作品関連の展示品の方が多かったので、もうちょっと昭和ゴジラを見たかったな、と。
でも、初代ゴジラの「オキシジェン・デストロイヤー」にはちょっと感動しましたが。
84年の『ゴジラ』の展示品がいろいろあったのが嬉しかった。
やっぱり撮影で使われたものはどんどん劣化していくから、なかなか残らないのかな。
「特撮博物館」よりも圧倒的にミニチュアが少なかったのが不満でしたが、ぬいぐるみ(着ぐるみ)は結構あって(それも平成以降のものが多いですが)、たとえば『ゴジラVSスペースゴジラ』のモゲラのぬいぐるみがかなり大きくて、よくこんな巨大なものに人が入って動かせたなぁ、と思ったり、『ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃』のギドラが意外と小さかったり、『FINAL WARS』のガイガンは細身で戦隊モノの怪人っぽかった。
展示品の保護のためだったり、夏休み中の開催だったから混雑を避けるためもあったんでしょうが、ほとんどが撮影禁止なのはちょっと残念だったなぁ。
やっぱり嬉しいから記念に写真に残したいじゃないですか。
「特撮博物館」の時にも思ったけど、これからもこういう催しは定期的にやってほしいです。
何度も何度もお気に入りのぬいぐるみやミニチュアをじかに見て目に焼き付けたい。
今のうちに見ておかないと、失われていってしまうものですからね。
現在はCGで描かれることも多いからそもそもミニチュアとかぬいぐるみそのものがそんなに使われなくて、昔の作品のように「特撮=特殊撮影」の現物が残らなかったりするんですよね(ミニチュアは今でも使ってるとは思いますが)。
それはちょっと寂しい。
実際に撮影で使った小道具とか衣裳などと一緒に、ぬいぐるみやミニチュアがあることで僕たちは「怪獣映画」「特撮映画」というものを実感できたわけだから。
なので、せめて残っている昔の特撮作品のミニチュアやぬいぐるみなどは今後もぜひ一般で観る機会を作っていただきたいです。
そして最後に、先日亡くなられたゴジラのスーツアクター、中島春雄さんのご冥福をお祈りいたします。夢をありがとうございました。