オスカーの受賞作品が発表されましたね。
今年は「作品賞」のノミネート作品をそこそこ鑑賞済みだったので、あとはそれらの中でどの作品が選ばれるのか気になっていました。
僕はお気に入りだった『ジョジョ・ラビット』か『ジョーカー』を推していたんですが、ではノミネート作品の中でどれが受賞したら一番盛り上がるかといったら、それはポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』なのは間違いないから、まさにそれが実現したわけで、アカデミー賞の歴史の中でも記憶されるべきことだし、素晴らしい快挙だと思います。4冠本当におめでとうございます。
ただ、僕は『パラサイト』は先月の公開開始からそんなに経たない頃に観ていますが、まだあの作品を自分の中でうまく咀嚼できていなくていまだに感想が書けていません。「面白かった」のは前提としつつ、受賞前にはあの作品がオスカーの作品賞に一番相応しいと思わなかったのも、まだ1回しか観ていない今の時点では多くの人々があの作品──特に脚本のクオリティの高さを絶賛されているほどにはそれを実感できなかったから。
なので、もう一度ぐらい観たうえで作品の評価もしたいのです。
まぁ、オスカー効果でこれからまた劇場は混み合うでしょうから、しばらくは観られるかどうかわかりませんが。感想はそれまでおあずけになりそう。
『トイ・ストーリー4』の長編アニメーション賞受賞は納得でしたね。とても好きな作品なので嬉しい♪
これからは『1917 命をかけた伝令』や『スキャンダル』『ジュディ 虹の彼方に』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を観たいと思っています。楽しみです。
■作品賞
『パラサイト 半地下の家族』(感想はこちら)
■主演男優賞
ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』(感想はこちら)
■主演女優賞
レネー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』(感想はこちら)
■助演男優賞
ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(感想はこちら)
■助演女優賞
ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』(感想はこちら)
■監督賞
ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』
■脚本賞
ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン 『パラサイト 半地下の家族』
■脚色賞
タイカ・ワイティティ 『ジョジョ・ラビット』(感想はこちら)
■長編アニメーション賞
『トイ・ストーリー4』(感想はこちら)
■国際映画賞
『パラサイト 半地下の家族』
■長編ドキュメンタリー映画賞
『アメリカン・ファクトリー』
■短編ドキュメンタリー映画賞
『ラーニング・トゥ・スケートボード・イン・ア・ウォーゾーン(イフ・ユア・ア・ガール)(原題) / Learning to Skateboard in a Warzone (If You're a Girl)』
■短編アニメーション賞
『ヘア・ラブ(原題) / air Love』
■短編実写映画賞
『向かいの窓』
■作曲賞
ヒルドゥル・グーナドッティル 『ジョーカー』
■歌曲賞
「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」『ロケットマン』(感想はこちら)
■録音賞
『1917 命をかけた伝令』
■美術賞
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
■撮影賞
ロジャー・ディーキンス『1917 命をかけた伝令』
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『スキャンダル』
■衣裳デザイン賞
ジャクリーン・デュラン 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(感想はこちら)
■編集賞
マイケル・マカスカー、アンドリュー・バックランド 『フォードvsフェラーリ』
■視覚効果賞
『1917 命をかけた伝令』
さて、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で最多9部門ノミネートの『キャッツ』(感想はこちら)は、果たして「最低映画賞」を見事獲得できるのでしょうか?(^o^)
※追記:
お見事、最低映画賞、最低助演女優賞、最低助演男優賞、最低スクリーンコンボ賞(半人半猫の毛玉たちのコンビすべて)、最低監督賞、最低脚本賞受賞!(^o^)