4月26日(現地時間25日午後5時から)に今年のアカデミー賞授賞式が行なわれましたね。
僕は例のごとくリアルタイムでは観られなかったので、休憩時間にTwitterのTLや帰宅後にネットであらためて確認しました。
主演男優賞が『マ・レイニーのブラックボトム』のチャドウィック・ボーズマンじゃなくて『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスだったことで、皆さんざわついてらっしゃったようですが。
僕はどちらの作品も観ていなくてなんとも判断のしようがないんですが、『マ・レイニー~』の方はNetflix作品なので去年の『マリッジ・ストーリー』(感想はこちら)のようにいずれ劇場でも上映してくれるとありがたいです。『ファーザー』もこれから公開されるけど、なんとか映画館で観られたらいいなぁ。
『ノマドランド』は作品賞と監督賞と主演女優賞の主要3部門を獲得。おめでとうございます。
僕は、去年と違ってすでに観ているのは『TENET テネット』と『ミナリ』と『ノマドランド』の3本だけ。
ダニエル・カルーヤが助演男優賞を獲った『Judas and the Black Messiah』は日本では劇場公開はされず夏にソフト化されるそうで、それまでおあずけ。
マッツ・ミケルセン主演の『アナザーラウンド』は9月公開かな。
『ミナリ』と『ノマドランド』はまだ感想が書けていませんが、いずれ投稿したいと思います(新作なので、もう一つのブログの方になるかと思いますが)。
■主演男優賞
アンソニー・ホプキンス 『ファーザー』(感想はこちら)
■主演女優賞
フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』
■助演男優賞
ダニエル・カルーヤ 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイヤ(原題)/ Judas and the Black Messiah』
■監督賞
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
■脚本賞
エメラルド・フェネル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』(感想はこちら)
■脚色賞
フローリアン・ゼレール、クリストファー・ハンプトン 『ファーザー』
■長編アニメ映画賞
『ソウルフル・ワールド』
■国際長編映画賞
『アナザーラウンド』(デンマーク)(感想はこちら)
■長編ドキュメンタリー映画賞
『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』
■短編ドキュメンタリー賞
『コレット(原題) / Colette』
■短編アニメ映画賞
『愛してるって言っておくね』
■短編実写映画賞
『トゥー・ディスタント・ストレンジャーズ(原題) / Two Distant Strangers』
■作曲賞
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ 『ソウルフル・ワールド』
■歌曲賞
「Fight for You」『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイヤ(原題)』
■音響賞
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
■美術賞
『Mank/マンク』
■撮影賞
エリク・メッサーシュミット 『Mank/マンク』
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『マ・レイニーのブラックボトム』
■衣裳デザイン賞
アン・ロス 『マ・レイニーのブラックボトム』
■視覚効果賞
『TENET テネット』(感想はこちら)
※ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)については割愛します。『ミュージック』という映画が3冠を獲得したんだそうで。
今年のアカデミー賞はコロナ禍の影響もあって去年のような盛り上がりをあまり感じないんですが(地味めな作品が多いせいでもあるけれど)、それでも素晴らしい作品が何本もあったから、それらをあらためて振り返りたいし、これから観られるものもあるので楽しみです。
新型コロナウイルスの感染者数は増え続けてワクチン接種も遅々として進んでいませんが、映画館はなんとか持ちこたえてほしい。応援しています。