映★画太郎の MOVIE CRADLE 2

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ストームトルーパーの叫び


以前から気になっていることがあったんだけど、それは「アクション映画などに出てくる敵の雑魚キャラが主人公に倒されたり死ぬ前に上げる甲高くて情けない悲鳴」。

子どもの頃、ハリウッドのアクション映画を観ていてたびたび目にしたのが、主人公と戦っている敵やその他大勢の一人が「アーッ!!(小さな“ッ”の位置を間違えると別の悲鳴になってしまうが)」と素っ頓狂な声を上げて撃たれたり高所から落ちたりする場面。

一番印象に残っているのが「スター・ウォーズ」の第1作目(エピソード4)で、デス・スター内でルークに撃たれたストームトルーパーが叫びながら転落していく場面。


それらの叫び声というのがどれも実に間が抜けていてちょっと和むんですが、調べてみたらどうやら同じ音声素材を使っているようで(スピルバーグの「インディ・ジョーンズ」シリーズすべてやジョージ・ルーカスの作品など)、「ウィルヘルムの叫び “Wilhelm scream”」というんだそうな。名づけ親は「スター・ウォーズ」シリーズの音響監督ベン・バート

www.youtube.com

Wikipediaにわざわざこの項目があって、YouTubeでもこの名称のついた関連動画を一杯目にするから有名な話なのかもしれないけど、僕は今回初めて知ったので面白かった。

ちなみにベン・バートは『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』に帝国軍兵士として出演していて、ハン・ソロに爆薬の入った袋を投げつけられて悲鳴を上げて落ちていくんだけど、その時もこの「ウィルヘルムの叫び」が使用されている。

どうりでみんな似たような叫び声だったわけですね。

ここんとこあまり聴かないような気がしていたんだけど、どうやら最近の映画でもしっかり使われているようで。

さて、スター・ウォーズ最新作の予告篇第2弾が公開されましたが、果たして今度のSWでストームトルーパーは「ウィルヘルムの叫び」を上げるのでしょうか。*1楽しみです(^o^)


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*1:フィンとポーがスターキラー基地から脱出する際に、撃たれたストームトルーパーの叫び声に使われていました。