映★画太郎の MOVIE CRADLE 2

もう一つのブログとともに主に映画の感想を書いています。

言い訳。


先日書いた『夢の島少女』の感想の文中であるかたのエントリーにリンクを張って意見を述べたところ、先方のブログ主さんがご自身のブログで早速それに対する反論(?)を書かれていた。

他人に指図される覚えがない・その2。

 当方がブログで「夢の島少女」を「何度見ても理解出来ない怪作」と評した事が、お気に召さない人がいらっしゃるようだ。別に当方は「夢の島少女」は「理解出来なければつまらない」とか「ただの独りよがりな前衛映画もどき」とか評した覚えはない。どちらにしろ、「夢の島少女」に帰依出来ないような奴は見るな、と言われる覚えもない。人様は人様、自分は自分だ。


引用した上の文章は、僕の書いた以下の文に対して書かれている。

ブログで作劇上の矛盾にツッコミを入れて「何度観ても理解できない怪作」と書いてた人がいるけど、これは頭で「理解」するんじゃなくて“感じる”作品だと思う。理解できなきゃつまらない、という人には向いてないだろうし、作り手が自らを登場人物に重ねて描く心象風景を「ただの独りよがりな前衛映画モドキ」としか思わないような人もやめといた方がいいだろう。


僕が書いたのは「(『夢の島少女』が)何度観ても理解できない怪作」という表現に対する「これは頭で“理解”する作品ではないんじゃないか」という意見だったんだけど、それがどうも先方には僕がこのブログ主さん個人に向かって「つまらないなら観るな」と言ってるように受け取られてしまったようで。

そうじゃなくて、この作品を「難解」という人たちに向けたつもりだったんだけど。

わざわざリンク張ったようにこのかたのエントリーを読めば彼(彼女だったらゴメンナサイ)が「つまらない」などと書いてなんかいないのはわかるし、「ただの独りよがりな前衛映画モドキ」なんていう文言はどこにもないのもわかる(“独りよがりで自慰的”とは書いてますが)。「ただの独りよがりな前衛映画モドキ」云々は、この人や他の批判者の表現をくっつけて僕が勝手に作ったものです。

だからこれは正確な引用じゃなくて「そういう人がいるのなら」という仮定の話だし、「やめといた方がいい」と書いたのは、まだ『夢の島少女』を観たことがない人に向けて言ったつもりだったんですが(すでに観ている人に「やめといた方がいい」って意味不明ですし)、僕の文章力があまりに拙いために特定の個人に一方的に難癖つけてるようになってしまったことは率直にお詫びしたいと思います。

いや、まぁ、一方的に難癖つけてるんだけどね。

だって難解だと思わないもの、俺は。「考えるな、感じろよ」って。

一つ申し上げておきたいのは、どうもくだんのブログ主さんは僕のことを夢の島少女』の帰依者の一人だと思ってらっしゃるようで、とにかくこの作品を酷評している人間が許せない奴、みたいに考えてるらしいけど、そうではありませんので。

文中でも直前に「作品に対する好みは人によってそれぞれ」と書いたように、どう感じようがそれは人の自由だし、仰るように他人様に僕が「観ろ」とか「観るな」とか指図する権利などありません。

「理解できなかったらつまらない、という人はやめといた方がいい」というのは僕の個人的な意見です。「やめろ」と命令したわけじゃない。これから観る人へのアドヴァイス。

だからこの作品に関しては、「理解できない」のがそんなに重要だろうか、ということ。理解できない=つまらない、とはいえないんじゃないのか、ということが言いたかっただけで。

仮に『夢の島少女』が学生映画のようであろうと独りよがりで自慰的であろうと、だから『四季〜ユートピアノ〜』よりも下、みたいにいう必要もないんじゃないか、と。

どっちが上とか下とかどうでもいいですし。

あ、「どっちが上とか下とか」なんてこのブログ主さんは言ってませんよ、念のため。

でもこのかたのいくつもの佐々木昭一郎作品評を読むと、『夢の島少女』よりも『四季〜ユートピアノ〜』の方を高く評価してるのは確かで。

評論家の評価なども例に挙げて、いかにこの『夢の島少女』が初放映時に酷評を浴びたか、ということを書かれてますが、結局この人ご自身は『夢の島少女』のこと好きなんじゃないの?って。

スイマセンね、頭が単純なものだから、そうとしか“理解”できなくて。

嫌いだったらあんなに日記にこの作品のことを何度も何度もしつこく書いたりしないだろうし、この作品に対する他人の反応をいちいち気にして僕ごときの感想までチェックすることもないはず。

まぁ『夢の島少女』というよりも、どうやら中尾幸世の大ファンみたい。日記に定期的に彼女の名前が出てくる。

ずいぶんと長患いの人のようだ。

このかたは佐々木昭一郎作品をかなり観ているようで中尾幸世さんの朗読会にまで足を運んでおられるみたいだから、佐々木昭一郎の作品をたいして観ていない僕なんかがどうのこうのと文句つけられるようなお相手ではないのですが、それでも僕が引っかかったのは、このかたの文章、今のところ佐々木昭一郎に関するものしか拝読してませんが、かなり「上から」書かれたものが多いこと。

作品によってはハッキリ「駄作」とコキ下してるものもある。それどころか彼に言わせれば中尾さんが出演していない佐々木作品はすべて駄作らしい(好みは人それぞれですが、僕はこの人が“だらだらした”と評する『さすらい』がけっこう好きで、駄作だとはまったく思わない)。

夢の島少女』だっておそらく僕よりもよっぽど回数観てると思うんだけど、感想の中でリンク張った他のかたがたの文章と違って作り手や作品に対するリスペクトをあまり感じなかったんですね。

ぶっちゃけ、エラソーだな、と。

それでケンカ売るようなことしてしまったのかもしれない。

いや、どんなかたなのか一切存じ上げないので、偉い人なのかもしれないけれど。

だけどその後このかたのいろんな文章読んでみたら、どうもいわゆるツンデレっぽいのね。なんか橋本愛ちゃんがお好きなようだったりして、理屈っぽいけど実は「好きだった人が忘れられない」タイプの人なのでは。


似てる、なんて言われたって平成生まれのユイちゃんにしてみれば意味がわからない迷惑な話


素直に「好き」って言えなくて、あれこれ分析してみたり、作品によってはほとんど唾を引っかけるように扱ったり。

でも好きじゃなかったらわざわざ上映会に行ったりしないだろうし、エゴサかましてこんだけ粘着もしないでしょう。

だからこのかたはなんだかんだいって佐々木昭一郎の作品が大好きなんだと思う(ってゆーか、作品によって好き嫌いが物凄くハッキリしている)。好きだからこそ、ちょっかい出すようにあーだこーだと屁理屈こねて不思議なぐらいに上から物を言う。

俺も人のこと言えないけど。

自分が書いた感想に反応があったんで(って、手を出したからやり返されただけだけど)ちょっと嬉しくて思わずこんな駄文を書いてしまいましたが、みっともないので冷静になったら消すかもしれません。

あ、また「夢の島少女」検索したりエゴサーチしてご本人がこれ読んでらっしゃっても、当方ストーカーじゃないのでご心配なく。これっきりにします。ごきげんよう、さようなら。


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